おもしろかったです。
や、ほんとそれに尽きますね。

わたしは小説も音楽の一種だと思うんですよ。
台詞や状況描写の数やタイミングをどのように配置するかでリズムやスピードが変わる。
短い台詞や描写を続ければテンポのいいロックに、長い台詞や描写を続ければゆったりとしたバラードに。
音楽の好き嫌いと同じように小説にも好き嫌いがあるんですよ。
人によって同じ小説でも読みやすいと感じたり読みにくいと感じたり。

私にとって都市シリーズ、というか川上稔さんの作品は心地よい音楽と同等なんですよね。
リズムもノリもぴったりくる感じ。
内容うんぬんの前にまず文章の流れにぐっとくる。
こーいう作品は他人に勧めづらいですね。(^-^;
(や、もちろん作品自体非常にいいもんですよ?)

とはいえ、今作読み終わった最初の感想は、「えー!?ここで終わり??」でした。
盛り上がった所で「ハイ、おしまーぃ」って感じで、なんでこんなところで…って思ったら、なんと3巻は上中下の3部構成だそうです(笑)
だからって終わり方まで某指輪の映画の1作目みたいにしなくてもいいじゃないですかねぇ。(ォィ

3巻(中)は6月発売だそうですが…そうすると3巻(下)は8月か9月か…。
下手すると秋ですよ?
いやはや楽しみですねぇ。
とりあえず、ファンサイトなんぞ作ってる自分としては新しいコンテンツ作んないとなー、って思いますわ。

あー、仕事早く終わらせないとー。(^-^;

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