訃報

2004年5月26日 日常
昨日、母方の祖父が交通事故で亡くなったとの連絡があった。
事故と聞いて跳ねられたかと思ったが、自分で運転していて他人の家のガレージにつっこんだのだとか。

★不思議
確かに80過ぎのじーさんだし、体左半分が少し麻痺していて、車の運転自体右手だけでやっていたが、正直対車じゃなく静止物にぶつかって死ぬような事故を起すほど不器用じゃなかったはず。
司法解剖されるとのことだが、運転中に脳溢血とかでぽっくりいっちゃったんだろうか…。

★飲酒じゃないと思う
どうやら同乗者がいたらしい。
近所のおばあさんとそのお孫さん。
幸いな事に命に別状はない模様。
子供のお母さんが病院で入院しているとかで、育児所に預けていたお孫さんを迎えに行くのを手伝ったんだとか。
いくらなんでもその状況で飲酒運転はないと思う。
…というか思いたい。

★元々
いろいろ破天荒な事してきたじーさんなのでろくな死に方はしないだろうと思っていた。
母の実の父ではなく、母が子供の頃に再婚したというじーさんは、俺にとってはほんとのじーさんだった。
酒癖が悪く、遊ぶ事が大好き。
俺が幼稚園くらいの時に飲み屋(スナックとかバーとかそんなの)の女性と浮気していて問題になったり、ばーちゃんが死んだ後その女性と再婚(!)して母と大喧嘩したり、なんとも人生を好きなように生きてきたじーさんだと思う。

★区切り
その再婚したばーさんも去年亡くなり、俺と弟、二人しかいない孫はどちらも結婚して、弟の方はつい先日子供が生まれたのでひ孫の顔も見た。
うちはまだその兆候はないから、ある意味今が人生のイベントのちょうど区切りだったような気がする。
向こうのばーちゃんに呼ばれたんだかなんだか知らないけど、他人乗せてる時に事故らなくても……

★呼ば…れた?
…“どっち”に呼ばれたんだろう。
前のばーちゃんはそんな面倒な呼び方する人じゃなかった。
だけど、後のばーさんは……じつは前科がある。
母から聞いた話だが、まだ前のばーちゃんが生きていた頃、じーさんの体調や様子があまりにおかしい(憑かれてる方におかしかったらしい)のでお寺でお払いしてもらった所、じーさん1mくらいふっとんで壁にぶちあたったんだとか。
どうやら当時浮気相手だった(後の)ばーさんがやばい類の呪いをかけていたとかいないとか…。

★まさか
まさかじーさん。
そのおばあさんといい仲だったんじゃあるまいな。
いや、邪推なら申し訳ないというか死んだ人間にそんな事言うのもどうかとは思うが……。

これで司法解剖の結果アルコール反応も無く、突然死の様子もないとしたら……。
どうしたもんか…。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索