バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)
2008年3月18日 読書 コメント (3)
ISBN:4840222789 文庫 成田 良悟 メディアワークス 2003/02 ¥599
リンク先にて紹介されていたバッカーノにようやく手を出すことが出来ました。
"不死の酒"
それが全ての物語のキーワード。
21世紀の現代。ある日本人動物カメラマンがニューヨークで自前のカメラを盗まれるところからストーリーは始まる。
警察に相談した彼は、一人の男を紹介された。
自らを『カモッラ』、ナポリを発祥とする組織の一員と言うその男が、カメラが戻ってくるまでの間、話し始めた昔話。
それは『不死の酒』巡る数奇な運命、それに取り込まれた人々の螺旋の物語…。
てな感じで始まる第1巻。
最初と最後は『ある日本人カメラマン』の主観ですが、話の主な部分は第三者視点による語りで話は進み、複数のシーンと登場人物が入れ替わり立ち代りにあっち行ったりこっち行ったりして、人によっては好き嫌いが分かれるかもしれません。
僕は割りとこういう緻密に計算された一見すると無関係のような複数の話が相互に影響しあいながら最後は一つに集まっていくストーリー展開は大好きなので、非常に楽しめました。
いやぁ、しかし……マジでフィーロのやつがあんなことしてるとは思わなかったよ!
マイザーさんとセラードと一緒のタイミングで呆然としたさ!(笑)
ちきしょー、よく出来た話だなーw
登場人物たちも一癖も二癖もある連中ばっかり。
特にストーリーに絡むんだか絡まないんだかよく判らないかと思いきや、唐突に現れたかと思いきやストーリーの中核に無理やり入り込むアイザックとミリアのバカップルが大好きです。
あいつらムチャクチャだw←褒め言葉
たぶんあの二人がいなかったらここまでおもしろいストーリーにはならなかったでしょうねー。
この後の作品をどういう展開にするのかまったく想像出来なくて逆に楽しみです。
リンク先にて紹介されていたバッカーノにようやく手を出すことが出来ました。
"不死の酒"
それが全ての物語のキーワード。
21世紀の現代。ある日本人動物カメラマンがニューヨークで自前のカメラを盗まれるところからストーリーは始まる。
警察に相談した彼は、一人の男を紹介された。
自らを『カモッラ』、ナポリを発祥とする組織の一員と言うその男が、カメラが戻ってくるまでの間、話し始めた昔話。
それは『不死の酒』巡る数奇な運命、それに取り込まれた人々の螺旋の物語…。
てな感じで始まる第1巻。
最初と最後は『ある日本人カメラマン』の主観ですが、話の主な部分は第三者視点による語りで話は進み、複数のシーンと登場人物が入れ替わり立ち代りにあっち行ったりこっち行ったりして、人によっては好き嫌いが分かれるかもしれません。
僕は割りとこういう緻密に計算された一見すると無関係のような複数の話が相互に影響しあいながら最後は一つに集まっていくストーリー展開は大好きなので、非常に楽しめました。
いやぁ、しかし……マジでフィーロのやつがあんなことしてるとは思わなかったよ!
マイザーさんとセラードと一緒のタイミングで呆然としたさ!(笑)
ちきしょー、よく出来た話だなーw
登場人物たちも一癖も二癖もある連中ばっかり。
特にストーリーに絡むんだか絡まないんだかよく判らないかと思いきや、唐突に現れたかと思いきやストーリーの中核に無理やり入り込むアイザックとミリアのバカップルが大好きです。
あいつらムチャクチャだw←褒め言葉
たぶんあの二人がいなかったらここまでおもしろいストーリーにはならなかったでしょうねー。
この後の作品をどういう展開にするのかまったく想像出来なくて逆に楽しみです。
コメント
フィーロのやらかしたアレとか、最後に皆が楽しそうな所とか、とにかく愛すべきバカップルとか面白いキャラや意外な展開が多くて主人公視点が変わっても飽きないんですよねー。
続きの1931年に手を出されるなら、必ず「鈍行編」と「特急編」まとめて読むことをオススメします。
2冊で1つの話を視点を変えて描いているので……。(以前は螺旋、1931年は双方向のレールの上という演出)
巻が進むごとにさらにすごいクセのあるキャラクターが出て来て、極悪人すらもいっそ愛しく思えてしまう、そんな話が展開されてますので良かったら続けて楽しんでくださいなv
あれはそういう仕組みでしたかー。
それじゃ最初だけ1冊買ったのは正解だったみたいですね。
先日、ちらっとアニメを見てしまったら余計に続きがみたくなってきましたよ。
やっぱりこの作品はいろいろな意味で魅力的なキャラが楽しいですねーw